全国の都道府県警察として初めてサイバー局を設置した埼玉県警はサイバー犯罪への対処能力を強化しようとSNSなどの専門家を新たに顧問にむかえました。

埼玉県警は今月1日、増加するサイバー犯罪に対処するため、都道府県警としては初めてサイバー局を設置しました。それにあわせ、県警はSNSやマルウェアなどの専門家3人を新たに「サイバー犯罪対策技術顧問」として委嘱し体制の強化をはかりました。

埼玉県警の鈴木基之本部長は「サイバー犯罪に対する県民の不安は増大している」としたうえで、「技術顧問の方々の深い知識はサイバー事案の問題を乗り越える大きな力となる」と期待を寄せました。