「ウーバーイーツ」に団体交渉に応じるよう命じる 配達員労組との交渉を“拒否”
東京都労働委員会は25日、料理を配達するサービス「ウーバーイーツ」の運営会社などに対し、配達員でつくる労働組合との団体交渉に応じるよう命令を出しました。
都の労働委員会は25日、「ウーバーイーツ」の配達員について、労働法上の労働者にあたると認めました。
また「ウーバーイーツ」の運営会社などに対して、配達員で作る労働組合「ウーバーイーツユニオン」との団体交渉に応じないのは、「正当な理由のない団体交渉拒否に該当する」として団交に応じるよう命じました。
「ウーバーイーツユニオン」は、これまで配達中の事故の際の補償や報酬などに関して、団交を求めてきましたが、運営側は応じていないということです。
ユニオンは週明けにも改めて要求書を渡す予定で、運営側に対し、「命令を真摯に受け止めてもらい、労働環境の改善などの話し合いをしたい」としています。