お彼岸に“愚痴供養”? 「短冊」に日頃の不満や嘆きを書いて… 生き物以外も対象「なんでも供養」広がる
20日から秋のお彼岸が始まります。お墓参りをして先祖の供養をする以外にも、日本にはさまざまな供養の形があり、ちょっと変わった形の供養も行われています。
台東区の厳念寺が供養するのは、“愚痴”です。参拝者らが「短冊」に書いた日々の不満や嘆き、つまり“愚痴”を公開し、分かち合う「愚痴供養祭」を16日・17日に行いました。短冊はお彼岸期間中も一般公開されていて、「愚痴大賞」を決める投票も受け付けています。223枚集まったという愚痴たちは、“お焚き上げ”をして供養します。
古くから、生き物以外も供養の対象としてきた日本。供養碑や塔を調べる専門家は、こうした文化を「何でも供養」と名付けています。
※詳しくは動画をご覧ください(9月19日放送『news every.』より)