“宇宙人”が知事の会見に同席? 名産「かぼす」が星座に? 大分県が新たなPR…なぜ
これまで、「おんせん県」として街の魅力を発信してきた大分県が、“宇宙規模で愛される場所を目指す”として、新たなPRに乗り出しています。2日に行われた大分県知事の会見では、“宇宙人”が同席していました。
◇
2日、大分県が特設サイトで不思議な動画を公開しました。
大分県のPR動画
「これは、何座でしょうか?」
「正解はかぼす座」
「これは、かぼすの皮を下向きにして搾る、独特の握り方を示すものと言われています」
「関あじ」や「関さば」など、かぼすに合う特産品の“星座”の数々が紹介されています。もちろん、すべて架空の星座です。
大分県のPR動画
「全能の神はゼウス。全能の柑橘はかぼす」
大分の魅力を星座に見立てて紹介する「プラネタリウム」ならぬ「オオイタリウム」です。
これまで、「おんせん県」として街の魅力を発信してきた大分県。去年は、“宇宙人が大分観光を楽しむ”動画を公開していました。2日の大分県知事の会見では、“宇宙人”が同席していました。
大分県 広瀬勝貞知事
「言葉はわかりませんが、心配ありません」
アメリカの企業が、人工衛星を打ち上げる拠点として大分空港を選んだことで、大分県は「宇宙規模で愛される場所を目指している」ということです。“星座”を使ったPRもその一環で、他にも架空の流星群が登場するPR動画もあります。
大分県のPR動画
「なにやら、流星群がとんできています。あれは、大分名物『しいたけ流星群』です」
「宇宙規模で愛される…」との大分県の思いは、届くのでしょうか。