“刑事司法に関心を” 仕事の魅力伝えるセミナーに中高生など約50人参加
法曹界を志す若者が減少している中、刑事司法に携わる仕事に関心を持ってもらおうと、春休みの中高生を対象に、現役の検事や弁護士らが仕事の魅力などを伝えるセミナーが開催されました。
生徒「(弁護士と検事の)2つの仕事に通じる部分は?」
現役弁護士「通じる所から言うと、基本的にはやっていることは実は一緒で」
熱心に質問する生徒が輪になって囲んでいるのは、現役の弁護士です。
24日、都内で開催されたセミナーには、現役の弁護士や法務省で働く検事、元・刑務官などが参加し、仕事を志したきっかけや、やりがいなどについて、実際の刑事事件の捜査の裏側なども交えながら伝えました。
参加した生徒「実際には人間同士の関係が深く関わっていたりして、より詳しく知りたいと思った」
司法教育支援協会代表理事 熊田彰英弁護士「まだまだこういう場を増やさないといけないと思うし、関心を持ってくれる層は相当あるんだなというふうに思う」
主催した団体によりますと、セミナーには中高生などおよそ50人が参加したということです。