東京・狛江市の“ルフィ事件”実行役に無期懲役の判決「一連の犯行に主体的、積極的に参加」 東京地裁立川支部
指示役「ルフィ」らによる一連の強盗のうち、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した事件の3人目の実行役に対し、東京地裁立川支部は16日、無期懲役の判決を言い渡しました。
加藤臣吾被告は去年1月、仲間と共に東京・狛江市の住宅に押し入り、住人の女性をバールで殴り死亡させたうえ、高級腕時計などを奪った罪など、3つの事件で起訴されています。
東京地裁立川支部は16日の判決で、「人の生命にかかわる重大な結果を連続して生じさせた、非常に危険で凶悪な犯行だ」と指摘。
そのうえで、「加藤被告は、生命・身体に重大な結果が生じ得る暴行を前提とした強盗であると十分認識しながら、主導的な共犯者と行動を共にし、強い金銭的欲望に基づき、一連の犯行に主体的、積極的に参加した」「犯情は非常に悪く、その責任は実行役のリーダーに次ぐもので重大だ」として、加藤被告に無期懲役を言い渡しました。
最終更新日:2024年12月16日 18:02