強盗被害品のクレカ使いチェーンリングなど詐取か 被告の男、起訴内容認める
関東で相次いでいた一連の強盗事件のうち、さいたま市の強盗事件の被害品のクレジットカードで、ディスカウントストアからロープチェーンリングをだましとった罪などに問われている男の初公判で、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、埼玉県春日部市の大学生・近藤俊浄被告(21)はことし9月、春日部市内のディスカウントストアで強盗事件の被害品のクレジットカードを使い、ロープチェーンリング2つをだましとった詐欺の罪などに問われています。
23日、さいたま地裁で行われた初公判で近藤被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「ことし8月ごろにSNSで『闇バイト』と検索しモノを運ぶ仕事をするようになった」「指示役の指示を受け、クレジットカードのタッチ決済などを使い犯行に及んだ」などと指摘しました。
また、検察側は「ギャンブルなどでできたヤミ金からの借金を返せなくなり闇バイトを始めた」などとも主張しました。
次回の裁判は来年2月に行われる予定です。