相次ぐ“闇バイト”強盗受け…政府が「仮装身分捜査」など緊急対策を決定
闇バイトによる強盗事件が相次いでいることを受け、政府は闇バイトの募集情報への規制強化や「仮装身分捜査」の実施などを盛り込んだ緊急対策を決定しました。
石破首相
「国民の皆様の安全安心な暮らしを守り抜くことは政府の重要な責務であります」「さらに1歩踏み込んだ対策を行うため緊急対策を取りまとめました」
相次ぐ闇バイトによる強盗事件を受け、政府は17日、犯罪対策閣僚会議を開き、14項目の緊急対策を決定しました。
SNS上で「ホワイト案件」などとうたう闇バイトの求人情報を念頭に、緊急対策では、労働者を募集する者の氏名や住所、業務内容などを表示していないものは職業安定法に違反し違法であると明確にするとします。SNS事業者にも厳格な対処を求め、募集情報の削除を推進する方針です。
また、闇バイトの募集に捜査員が応じ架空の身分証を使用する「仮装身分捜査」についても、ガイドラインを作成したうえで早期に実施するとしています。