都内で急な雷雨…“帰宅ラッシュ”直撃 関東では今後も激しい雨に警戒を
4日、東京都内では夕方以降、激しい雨が降り始め、帰宅ラッシュを直撃しました。関東地方は4日夜遅くにかけて、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、警戒が必要です。
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4日午後6時ごろ、東京の新橋駅では、突然激しい雨が降り、雨宿りする人の姿が見られました。大きな雷の音が駅前に響き渡り、帰宅ラッシュを襲った雷雨に、足止めを食らう人たちが続出しました。
一方で、帰宅中の人の中には――
自営業
「帰宅途中です。急に降ってきて、ズボンもびしょびしょだし、本当に困ります。全部ぬれています」
びしょぬれ覚悟で、家路を急いでいました。
また、駅前のドラッグストアでは、傘が飛ぶように売れていきました。
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4日朝から、大気が非常に不安定な状態が続いていた東京都内では、夕方になり、相次いで「大雨警報」が発表され、新宿区と中野区には「洪水警報」が発表されました。
東京・荒川区の日暮里駅前でも、4日午後5時すぎ、激しい雨が道路にたたき付けるように降り始め、バスを待つ人が多くいました。
バスを待つ人
「普段は(バスを)使っていない。きょうは雨がひどいので、歩く気がないので乗るっていう感じ」
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午後4時前には、東京の八王子駅前でも突然、激しい雨が降り出し、あっという間に道路が冠水しました。
雷の音まで鳴り響く中、傘を持っていない親子に遭遇しました。一度はその場を去りましたが――
「買いました。結局」
――買いました?
「買いました。傘を。これで帰れます」
関東では4日夜遅くにかけて、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、警戒が必要です。