東京都内で火事相次ぐ 目黒区で住宅など10棟焼く 大田区では5人けが
乾燥注意報が発表されている東京都内では火事が相次ぎました。5日昼前、目黒区で住宅など10棟を焼く火事があったほか、午後には大田区でも5人がけがをする火事がありました。
警視庁などによりますと5日午前11時半ごろ、目黒区中目黒の2階建て住宅で「一戸建てから煙が出ている」と目撃者から110番通報がありました。
この火事で、火元とみられる住宅1棟が全焼するなど、あわせて10棟、およそ290平方メートルが焼けましたが、東京消防庁がポンプ車など46台で消火活動にあたり、火はおよそ3時間後にほぼ消し止められました。
この火事によるけが人はいませんでした。
一方、5日午後0時半ごろ、東京・大田区でも5階建てのマンションなど2棟を焼く火事がありました。
火は、あわせて55平方メートルを焼き、およそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、マンションの住人5人が喉の痛みなどを訴え、うち1人が病院へ搬送されたということです。
警視庁や東京消防庁が、出火原因などを詳しく調べています。