距離わずか3メートル…よだれ垂らしたクマ 遭遇した女性が撮影
山形県遊佐町のカキ畑で、よだれを垂らしたクマが現れました。農作業のために畑を訪れていた女性は、友人と昼食をとっていたところ、わずか3メートルの距離にクマがいることがわかり、慌てて軽トラックの中に逃げ込んで、カメラを向けました。
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9日午後1時ごろ、山形県遊佐町のカキ畑でカメラが捉えたのは、体長1メートルほどのクマです。よだれを垂らし、木の上から撮影者をうかがうような様子も見られます。
撮影した女性は農作業のために畑を訪れ、友人と昼食をとっていたところ、バリバリという音が聞こえたといいます。すると、わずか3メートルの距離にクマがいたのです。
2人は慌てて軽トラックの中に逃げ込み、カメラを向けました。クラクションを鳴らしてもクマはなかなか逃げず、大声を出したところで、ようやく山に帰って行ったということです。
クマと遭遇した時間は、約10分でした。女性はその後、役場に連絡を入れ、猟友会が周辺の警戒に当たったということです。