子どものマスク 体育授業や十分距離あれば“不要”案を検討
新型コロナ対策をめぐり政府の分科会で、子どものマスク着用について、体育の授業や十分な距離がとれる場合、着用する必要がないとする案を検討していることが新たにわかりました。
日本テレビが入手した政府の対処方針案では、学校でのマスクの着用について、身体的距離が十分に確保できない時は児童生徒にマスクの着用を指導するとしています。
その上で距離が確保できる場合や体育の授業では、マスクの着用は必要ないとしています。
特に夏場は熱中症対策を優先し、マスクを外すことを指導すると指摘しています。
また、運動部の部活動については体育の授業の扱いに準じるとする一方、練習場所や更衣室など、食事や集団での移動にあたっては、マスクの着用を含め感染対策を徹底するとしています。
子どものマスク着用について政府案では、特に2歳未満は推奨せず、2歳以上の就学前の子どもも無理に着用する必要はないとしていて、23日、対策本部で決定する方針です。