「すごい…ずっと感動」次世代型路面電車「LRT」が試運転 栃木
栃木県宇都宮市などが来年8月の開業を目指して整備を進めている次世代型路面電車「LRT」の試運転が17日夜から始まり、LRTが初めて一般道路を走りました。
LRTは深刻な渋滞の緩和策として、宇都宮市と芳賀町を結ぶ全長14.6キロで整備が進められていますが、今回、試運転を行うのは、車両基地からJR宇都宮駅のおよそ4キロの区間です。
車両基地を出た愛称「ライトライン」の車両は、架線の柱と車両の間隔が十分に取れているかの確認や、停留場での接触の有無、信号設備の動作などを確認しながら、時速およそ5キロの低速で実際に街なかを走りました。
初めて見る光景に、道行く人やドライバーの注目が集まりました。
試運転を見に来た人「やっぱ実物を見ると、驚きとかっこよさというのがあって、すごいなって、ずっと感動しています」
この試運転は、今後も少しずつ速度を上げながら続けられるということです。