テニスコート3面分ほどの牧場で暮らす、たくさんのヤギ。先月、鹿児島県日置市にオープンしたヤギとふれあえる牧場。その名も「ヤギーズランド」。ここはヤギの魅力にハマったある一家が、“自宅の庭で”始めたもの。

さかのぼること、オープンの4か月前。電気工事関係の会社に勤務する岩元洋一さん。妻の智子さんと3人の子どもの5人家族。自宅の庭に出ると、28頭のヤギたちがお出迎え。岩元さん一家の朝は、ヤギの世話から始まる。小屋の掃除をしたり、えさの牧草を与えたり。子ヤギにはミルクをあげることも。

以前は、鹿児島市の町中に住んでいた岩元さん一家。自然豊かで広い庭のあるこの家に惚れ込み、4年前、日置市に移り住んできた。しかし実際に暮らし始めると、困ったのが広い敷地の草刈り。人の手ではとても追いつかず、そのとき思いついたのが、ヤギを飼うことだった。

最初は除草目的だったものの、ヤギの可愛いらしさに魅了され、あっという間に家族みんなが“とりこ”に。その後、ヤギが子どもを産んだり、よそで飼えなくなったヤギを保護したりするうちに、その数は28頭にまで増えていった。ちなみに、羊も1頭暮らしている。

「ヤギの魅力を多くの人に伝えたい」と思うようになった洋一さん。そこで抱いた“夢”が、“ヤギのふれあい牧場”をつくることだった。

※詳しくは動画をご覧ください。(2023年6月7日放送「news every.」より)