宮崎県と熊本県で「線状降水帯」最大級の警戒を
気象庁によりますと、宮崎県と熊本県では、活発な雨雲が連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が降り続いています。気象庁は、災害の危険度が急激に高まっているとして、緊急の情報を出し、最大級の警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、台風14号の接近に伴い九州を中心に大気の状態が非常に不安定になっていて、宮崎県の北部山沿いと熊本県、熊本地方では発達した積乱雲が連なり、集中豪雨をもたらす「線状降水帯」が発生し、同じような場所で非常に激しい雨が降り続いています。
気象庁は、危険な「線状降水帯」によって災害の恐れが急激に高まっていることを伝える緊急の情報を出し、土砂災害や川の氾濫、低い土地への浸水などに、最大級の警戒をするよう呼びかけています。