あま~い「若狭イチジク」収穫 皮が薄く実は柔らかいのが特徴 今年も出来栄え十分 若狭町や小浜市で栽培
多い日は1日500個以上を収穫=12日午前7時、若狭町堤
若狭イチジクの収穫が若狭町で始まり、今年も甘み十分に育っているということです。皮が薄くて、実が柔らかく、糖度が高いのが特徴で、小浜市や若狭町で複数の農家が栽培しています。
若狭町堤の西哲寛さんのビニールハウスでは、12日朝早くから、完熟前でほどよい固さの実を選んで摘み取っていました。一部の葉が暑さの影響で変色したものの、生育に大きな影響はなく、甘さと大きさともに十分な出来栄えということです。
■農家 西哲寛さん
「皆さんに喜んでもらえるように、暑い中頑張ってます。初めての方も一回食べてもらって、おいしさを感じてもらえたらうれしい」
西さんのビニールハウスでは、11月上旬までに、去年並みの800キロの出荷を見込んでいて、県内の食品スーパーや直売所で販売されます。