大野市 勝山市 あわら市など8市町が2050年までに消滅の可能性 国の人口戦略会議が示す 出生数を増やせるかがカギ
国の人口戦略会議が2050年までに消滅する可能性がある自治体を公表し、県内では大野市、勝山市、あわら市のほか、池田町、南越前町、 越前町、若狭町、高浜町のあわせて8市町が該当することがわかりました。
人口戦略会議は、20代から39歳までの子どもを産み育てる女性人口の変化をもとに、出生数の将来動向などを予測し、人口減少が止まらない自治体を「消滅可能性自治体」として公表しました。
2020年から2050年までの30年間で、若年の女性人口が50パーセント以上減少する全国の「消滅可能性自治体」は744で、10年前の896に比べやや改善しました。。
なお10年前の調査では、小浜市と美浜町、おおい町が入っていましたが、今回は外れ、新たに越前町と南越前町が加わって、全体では1町少なくなっています。
人口戦略会議は移住による人口対策ではなく、出生数を増やす対策が必要と指摘しています。