鯖江市長ら不起訴 嫌疑不十分、百条委員会で嘘の発言した疑い ごみ処理施施設の建て替え工事
鯖江市のごみ処理施設の建て替え工事を巡って、百条委員会の証人喚問で嘘の発言をした疑いで刑事告発されていた佐々木市長について、福井地検は30日、嫌疑不十分として不起訴としました。
この問題はごみ処理施設の建て替え工事を巡って、佐々木勝久市長と玉邑哲雄市議の2人が百条委員会の証人喚問で虚偽の証言をしたとして、市議会が去年8月、地方自治法違反の疑いで2人を刑事告発していたものです。
百条委員会では、市長が県外の建設業者に下請けに入るように働きかけていたのではないかと指摘がありましたが、市長は一貫して否定していました。
■鯖江市・佐々木勝久市長
「今まで百条委員会の中でも虚偽は全くないと申し上げてきた。ご理解をいただけたと考えている」
8か月間にわたる福井地検による捜査の結果、市長らは「嫌疑不十分」で不起訴となりました。