男性が流されて死亡、アユ釣り中に転倒か 通報者「岩にしがみついていたけど…」 永平寺町・九頭竜川
永平寺町の九頭竜川で29日、水難事故があり、アユ釣りをしていたとみられる大阪府の男性が死亡しました。
警察と消防の調べによりますと、29日午前9時40分ごろ、永平寺町飯島の九頭竜川にかかる浄法寺橋から下流におよそ150メートルの地点で、釣り客から「人が岩にしがみついているが、今流された」と110番通報がありました。
流されたのは、大阪府東大阪市の職業不詳青山和夫さん(68)で、県の防災ヘリが救助にあたり、およそ50分後、350メートルほど下流で心肺停止の状態で見つかり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
青山さんはアユ釣りの最中に川の中で転倒し、そのまま流されたとみられていて、警察では事故の原因を詳しく調べています。