藤井聡太竜王にも食べてほしい 竜王戦「勝負めし」向けに新メニューアピール
今年10月にあわら市で開かれる将棋の竜王戦で、藤井聡太竜王らが食べるいわゆる「勝負めし」。市内の飲食店が地元の食材を使った新メニュー作りを進めています。
中華飯店maru 丸山友規オーナーシェフ
「いろいろ過去の対局を調べて何を食べてるかとか、それをメニューに反映して考案している」
えちぜん鉄道あわら湯のまち駅前にある「湯けむり横丁」で本格中華を提供するシェフの丸山友規さん。コンテストに向けて新たに考案したメニューは「カレーライス」です。具材には藤井聡太7冠が好きだという若狭牛を取り入れました。
記者
「若狭牛のカレーなのに、エビの香りが口の中に広がる 若狭牛の旨味とエビの香ばしさ、山椒がさわやかにまとめていておいしい」
ふだん中華料理に使う調味料に加え、甘エビのオイルを使うなどして本格的な一品に仕上げました。
竜王戦では、藤井聡太竜王と挑戦者による熱い戦いが繰り広げられます。市では棋士らに提供する「勝負めし」を市内の店から募集していて、26日に申し込みが締め切られました。
丸山友規オーナーシェフ
「めったにない機会なのでぜひ選ばれたいし 棋士に食べてもらいたい あわら市の盛り上がりにも貢献できたら」
「勝負めし」は、審査を経て、9月末に正式に決まる予定です。