自動運転バスの実証実験へ 運転手付きの「レベル2」 越前市で10月スタート ハピラインふくい武生駅~總社大神宮間
自動運転バスのイメージ(株式会社マクニカ提供)
バスやタクシー業界の深刻な人手不足を受け、越前市は10月から自動運転バスの実証実験に乗り出します。
越前市によりますと、実証実験は10月21日から6日間行われ、ハピラインふくい武生駅から總社大神宮までのおよそ1.2キロを運行します。
導入されるバスは、運転手付きの自動運転「レベル2」の車両で、最高時速18キロで走り、最大10人が乗車できるということです。
■越前市 山田賢一市長
「高齢者の方がいろんな機能が衰えても、自動走行であれば移動できる面もある。こういうタイプのバスであれば運転手がいなくても(対応)できるまさに運転手不足の時代にとって自動運転は有効」
10月からの実証実験での運賃は無料で、市では今後、利用者を募集することにしています。