女子体操 鯖江高校出身 宮田笙子選手(19)がパリ五輪出場内定
パリ五輪の代表選考を兼ねた体操のNHK杯が群馬県高崎市で開かれ、鯖江高校出身の宮田笙子選手(順天堂大2年)が18日に3連覇を果たして初の五輪切符をつかみました。
大会は4月の全日本体操個人選手権の得点を持ち点に、2日間の演技で争われ、女子は個人総合の上位4人を含む5人がパリ五輪代表に選ばれます。
最終日に宮田選手は、跳馬でユルチェンコ2回ひねりをしっかり決めたほか、段違い平行棒でも丁寧な演技を見せました。
平均台でもE難度の技を見せたほか、最終種目のゆかでもパワフルでダイナミックな演技を披露し、合計得点217.162で大会3連覇。パリ五輪出場が内定しました。
宮田笙子選手
「ここからまた磨きをかけて、パリで思い切った演技ができるように頑張っていきたい」
宮田選手は、仲間が演技をつないでくれたことに感謝を述べ、みんなに信頼されるよう技を磨きたいと強調しました。