「奥越の桃源郷」と呼ばれる大野市勝原のハナモモが見ごろを迎えさわやかな風に舞う花吹雪が訪れる人の心を癒しています。

「青空に紅白のハナモモ。緑の山々にオレンジ色の越美北線。里山が１年でいちばん賑やかになる風景が広がっています。」

JR越美北線の勝原駅前に植えられたおよそ150本のハナモモの木が紅白の花を咲かせ観光客を楽しませています。

17日は青空のもと新緑の山々を背景にカラフルなチューリップやスイセンとの競演が見られ、多くの人が風に舞う花吹雪も楽しみながら写真撮影をして思い出を残していました。

地元の人
「いろんな花があるのがいい。たくさんの色が楽しめていい。」

愛知県から帰省
「せっかくのハナモモなので1度はぜひ子どもに見せたいと思って来た。タイミングがよく列車も見られてラッキーだった。」

およそ50年前に地区の女性が植えたハナモモは今では大野市を代表する花の名所になりました。

見ごろは今週いっぱいで、地区では周辺の道路が狭いため、訪れる際は臨時の駐車場に止めるか。越美北線の利用を呼びかけています。