両陛下“世界の感染症”歴史説明受けられる
新型コロナウイルスの感染が収まらない中、天皇皇后両陛下は、28日、世界の感染症の歴史について説明を受けられました。
天皇皇后両陛下は、28日午後、お住まいの御所に長崎大学熱帯医学研究所の山本太郎教授を招き、1時間あまり世界の感染症の歴史について説明を受けられました。
山本教授は、ペストやスペイン風邪など、感染症と人との関わりについて話し、天皇陛下は、感染症が気候変動や環境問題と密接な関係があることに関心を持ち、皇后さまは、アフリカやハイチなどの感染症対策に関心を持たれていた様子だったということです。
パンデミックが社会変革のさきがけになったという事例では、両陛下はうなずいて聞かれていたということです。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、両陛下は、様々な分野の専門家から説明を受けられています。