タイの高校生が宇宙を体感 巨大パラボラで月の探査衛星と通信 スペースキャンプ開催、福井工業大学あわらキャンパス
タイの高校生が11日、福井工業大学あわらキャンパスで開かれた宇宙研究を体験するキャンプに参加し、今年完成したばかりの巨大パラボラアンテナを実際に動かすなどして、宇宙への関心を高めていました。
直径およそ13.5メートルのパラボラアンテナは、地球からおよそ38万キロ離れた月の探査衛星と通信することができ、生徒たちは実際にアンテナを動かしたり、管制室で遠隔操作を体験したりしていました。
■タイの高校生
「とても大きいパラボラ。日本にこのような技術があるのはとても魅力的」
生徒たちは同大学附属福井高校と姉妹校にあるタイの学校に通っていて、14日までの4日間にわたって、アメリカの航空宇宙局(NASA)から衛星写真を受信するなど、さまざまな体験をする予定です。