“おもてなし”に表も裏もなし タクシー運転手が接客の仕方など学ぶ あわらで研修会
タクシードライバーを対象にした研修会が19日、あわら市内で開かれ、おもてなしに向けて、接客の仕方を学びました。(2月19日)
■マナー講師
「分かりきった道でも、希望のルートはございますか?と聞くようにしてみて下さい」
あわら市内のタクシー業者などから40人が研修に参加し、観光客を想定しながら、車内での会話や接客の練習をしました。
講師は、おもてなしは”表なし”で、裏もなく、いつでも誰にでも心配りが必要だとし、相手を気遣う言葉の具体例を紹介していました。
一方、キャッシュレス決済については対応していない事業者も多いことから、観光客に対しては、あらかじめ料金の支払い方法を明確に伝えておくことが大切だと強調しました。
■研修に参加したタクシー運転手
「丁寧な言葉がけはなかなか難しいけど、極力できるようにしたい。福井県の顔となれるように頑張りたい」
タクシーの台数不足も懸念される中、あわら市では、観光スポットなどを1区間5,000円で乗ることができる「定額タクシー」を整備し、利用促進を図ります。