「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」感染者数が過去最多に 身体の壊死などを引き起こす
身体の壊死などを引き起こす劇症型溶血性レンサ球菌感染症の感染者数が過去最多となりました。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、溶連菌の感染により、まれに発症するもので、発熱などの症状がでた後、数十時間以内に多臓器不全などを引き起こします。
30歳以上で多くみられ、致死率は、およそ30%と高いのが特徴です。
国立感染症研究所によりますと、去年の感染者数は速報値で941人となっていて、1999年に統計を開始してから過去最多となり、増加傾向だということです。
これを受け厚労省は、基本的な感染症対策を呼びかけています。