賃上げ平均1万7445円 去年に続き過去最高を更新 春闘まとめ 連合福井「浮かれている場合じゃない」
この春の県内企業の平均賃上げ額は1万7000円余りとなり、去年に続いて過去最高を更新しました。
連合福井によりますと、今年の春闘ですでに回答・妥結した62の労働組合のうち、9割以上にあたる59の組合がベースアップを勝ち取りました。
組合員1人あたりでは、去年より2114円高い平均1万7445円で、率にして6.0パーセントの賃上げとなり、去年に続き過去最高の賃上げ額を更新しました。
■連合福井 矢野義和 会長
「春闘は上がったけど、生活は変わらないと認識している。高水準と浮かれている場合じゃない」
ところで連合福井は、夏の参院選の福井県選挙区に立憲民主党と国民民主党がそれぞれ候補者を擁立したことを受けて、いずれの候補者も推薦しない方針を示しました。