財源を巡る議論本格化へ 北陸新幹線・敦賀以西の建設費 与党整備委員会「地方の負担軽減を前提に」
北陸新幹線の敦賀から西の延伸を巡り、東京都内で14日、与党の整備委員会が開かれ、地方の負担軽減を前提に、建設費の財源確保に向けた議論を本格化させます。
西田昌司委員長は会の冒頭、小浜-京都ルートでの延伸に対する京都の理解を得るため、京都府知事と京都市長のもとを訪ね、地元・京都での説明会開催に向けて協力していくことで合意したことを報告しました。一方、資材費や人件費の高騰で建設費がかさんで財源の確保が課題となる中、地方負担を少なくすることを前提として、本格的な議論を始めることにしています。
■北陸新幹線 与党整備委員会 西田昌司委員長
「具体的に我々の中でどういうシュミレーションをしたらできるのか、これから検討していきたい」
与党の整備委員会では今後、JRからの貸付料のあり方などについて検討を進める方針です。