春闘のシーズンを迎え、連合福井は22日、福井市内で総決起集会を開き、物価高騰を打破する継続的な賃上げを求めて組合員が気勢を上げました。(2月23日)

総決起集会はリモートで丹南と敦賀の2会場をつなぐ形で開かれ、組合員およそ600人が出席しました。去年の春闘で、県内企業の賃上げは平均で3.81％アップと30年ぶりの高い水準となり、連合福井の矢野義和会長は「経済社会のステージ転換を図る正念場だ」と強調しました。

■連合福井･矢野義和会長
「物価高騰に賃上げが追い付いていない状況を打破するためにも、継続的な賃上げが絶対条件になる」

連合福井は、今年の春闘で5％以上の賃上げを求める方針です。