2024年10月の世界選手権で金メダルを獲得した、レスリングの金城梨紗子選手(30)に17日、県スポーツ特別賞が贈られ、ママさんレスラーとして今後レスリングの普及にも意欲を見せました。

レスリングの金城梨紗子選手は、杉本知事から、県スポーツ特別賞の賞状と、いちほまれや若狭牛の目録を受け取りました。

金城選手はリオと東京でオリンピック金メダルを獲得した後、結婚して敦賀に移り住み、3年前に第1子を出産。

その後競技に復帰し、子育てをしながら、去年10月の世界選手権で、母親になってから初めての金メダルを獲得しました。

■金城梨紗子選手(30)
「子育てしているとどうしても孤独に感じてしまうママは結構いると思うが、1人で全部することが偉いわけじゃないと思うので、頼れる人に頼るといいよと伝えたい」

金城選手は、今後も競技を続けながら、レスリングの普及に向けて、県内の子どもたちの指導にも意欲を示しました。