大型連休中敦賀市を訪れた観光客は自動車利用がメイン 滞留場所も機動性反映
地図情報を提供している東京の企業が大型連休中に敦賀市で観光客の動きを調べたところ、自動車で訪れた観光客が鉄道利用客より多かったことがわかりました。
カーナビのデジタル地図などを扱う東京のジオテクノロジーズは北陸新幹線の延伸によって敦賀市街の観光客の流れがどのように変化したのかを調査しました。
アプリを使って4月25日から5月18日まで14日間の人流データを分析したもので、それによりますと、敦賀を訪れた人の多くは 自動車を利用したことがわかりました。
県内在住の人のほか、滋賀・大阪・愛知と比較的近隣からの来訪が多く、それぞれ前年より人数は増えました。
また来訪手段の違いで人が滞留するスポットも傾向が異なり、鉄道以外で訪れた人は気比の松原や日本海さかな街に多く滞留した一方、鉄道利用客は敦賀駅前、赤レンガ倉庫に滞留したことがわかりました。また気比神宮は交通手段に関わらず訪れたようです。
なお大型連休中に敦賀を訪れたのは約24万人で、前の年の約18万人に比べて30%増えました。
特に男性が多く年代では40代が最も多くなりました。
また北陸新幹線の通る7都県から敦賀を訪れた人は約48パーセント増えました。