会社の口座から現金146万円余りを着服したとして、この会社で経理全般を担当していた男が業務上横領の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、福井市引目町の会社員玉木義和容疑者(70)です。警察の調べによりますと、玉木容疑者は2017年、8月と9月の2回に分けて、当時勤務していた会社の口座から、現金合わせて146万3000円を勝手に引き出して着服した疑いです。玉木容疑者は業務部長として会社の口座に関する通帳や印鑑を管理する立場にあったということです。

玉木容疑者の退職後、口座の金の動きに不審な点があったことから、会社がおととし11月、警察に相談していたもので、警察の調べに対し、玉木容疑者は「横領したことに間違いない」と容疑を認めているということです。

警察は動機などについて、さらに調べを進めています。