国「関西電力を厳しく指導」杉本知事が経産相と面談 使用済み核燃料の搬出計画の見直し受けて
原発の使用済み核燃料の搬出計画の見直しについて、杉本知事が経済産業大臣と面談し、国として関西電力を厳しく指導するよう求めました。
杉本知事は6日、斎藤経済産業大臣と面談し見直しが必要となった原発の使用済み核燃料の搬出計画について、関西電力を指導することや、北陸新幹線の大阪までの延伸を含めた地域振興に取り組むことなどを要望しました。
これに対して 斎藤大臣は「実効性ある計画を示すよう厳しく指導する」と強調しました。
■杉本知事
「青森県六ケ所(再処理工場)の話にしてもロードマップ(搬出計画)にしても、まだひとつも前に進んでいないのが現状ですので、お話はお話として中身をしっかり見ていきたい」
使用済み核燃料の搬出計画は、青森県の再処理工場の完成が2年半程度延期されたことを受け見直しが必要となったもので、関西電力の森社長は今年度中に見直す方針を示しています。