臨場感たっぷり 越前がにの競りを 「競り人の視点」からの映像で楽しんで
年末に近づきカニシーズン真っ盛り。坂井市の三国港市場では、越前がにの競りの雰囲気を、臨場感たっぷりに味わってもらう取り組みを始めました。
■記者
「今まさに越前がにのセリが行われている モニターで競り人視点の臨場感のある映像を観ることができる」
坂井市の三国港市場の競りの見学スペースにモニターが導入されました。
映し出されるのは、越前がにが次々と競り落とされていくリアルタイムの様子です。
競りが始まると、仲買人がカニを取り囲むため、外からは見えにくい一部始終が、競り人の首から下げた小型カメラで撮影されます。
■見学した観光客
「速さとかその時の値段とか、見たことがないので、競りってこんな臨場感があるのかと よく伝わってくる」
■漁港の関係者
「競りをしている姿、どういう風に魚が買われているのか、特に仲買人が指を出して買う様子はスピーディーで、見ごたえがあるのでないか 夕競りは珍しいので、競りが身近に感じてもらえたらと」
三国港市場では、競りが行われる日の午後6時から見学スペースで映像を公開していて、越前がにの漁期が終わる来年3月20日まで、臨場感のある映像を楽しむことができます。