紅麹を使った商品 県内企業でも“自主回収”進む 小林製薬のサプリで死者も
伝食が自主回収中の商品「祖の食庵 納豆キナーゼ」
敦賀市の食品メーカー「伝食」は、小林製薬が製造した紅麹(べにこうじ)を原料に使っていた商品「祖の食庵 納豆キナーゼ」の自主回収を進めています。これまでに健康被害は確認されていないということです。(3月26日)
伝食によりますと、3月22日(金)に小林製薬から紅麹を使用した商品を回収するよう連絡があり、25日から販売を中止しているということです。現在のところ、同商品による健康被害は確認されていないということです。
一方、県内に79店舗を展開するドラッグストア「ゲンキー」では、問題が発覚した商品を22日(金)までに全店舗から撤去し、他の食品メーカーについても紅麹の使用について問い合わせるということです。
この問題を巡っては、小林製薬が製造・販売するサプリメントを使っていた1人が、腎疾患で死亡していたことが明らかになった他、入院の報告も相次いでいます。