農家の生産性向上を目指して 自動運転トラクターに除草ロボットなどスマート農業機械が勢ぞろい
農家の生産性向上を目指したイベントが11日福井市で開かれ、自動運転機能を備えた最新のトラクターなどが勢ぞろいして、農作業の省力化と所得アップにつなげます。
◇午前10時ごろ・県産業会館
JA福井県が開いた「あぐりフェスタ」では、およそ30のメーカーがスマート農業に向けた最新の農機具などを展示しました。
農家の生産性向上を目指す狙いで、省力化につながる自動運転機能を搭載したトラクターをはじめ、水田の雑草の成長を抑えるロボットなどが紹介されていました。
■JA福井県 営農企画課 三上浩一課長113130
「肥料高騰だったり、物価高騰だったり、そういう中でJAからさまざまな提案を通じて、来年の農業所得の最大化を目指していきたい」
このほか会場には自動航行が可能な農薬散布用のドローンも並び、多くの農家がそれぞれ効率的な農作業と所得の拡大に向け対策を練っていました。