そばの”初打ち” 五穀豊穣や技術向上を祈願 名人が熟練の技を披露 福井市・佐佳枝廼社
「切り」の工程を披露する名人=13日午前9時ごろ、福井市の佐佳枝廼社
県内のそば打ち愛好家が、福井市の佐佳枝廼社で13日、そばの初打ちを行い、今年1年の技術の向上を祈願しました。
「ふくいそば打ち愛好会」のそば打ち名人が狩衣(かりぎぬ)に烏帽子(えぼし)姿で登場し、勝山と大野産のそば粉を使って「こね」、「延(の)し」、「切り」の3つの工程を披露しました。出来上がったそばは本殿に奉納され、今年1年の五穀豊穣と技術向上などを祈願しました。
■そば打ち歴18年(切り名人) 佐藤喜代子さん(71)
「神様に奉納すると思うと緊張した。(越前そばは)香りと食べておいしい日本一だと思っている」
名人が初打ちしたそばは、13日正午から200人限定で無料配布されます。
最終更新日:2025年1月13日 18:58