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突然の大雪に被災した住民から不安の声 危険判定の家屋に傾いた農業ハウスも

2024年1月24日 17:55
突然の大雪に被災した住民から不安の声 危険判定の家屋に傾いた農業ハウスも
地震の被害に加え大雪の影響も心配

突然の大雪は、能登半島地震でダメージを受けた県内の民家や農業用ハウスにも降り積もり、住民からは被害の拡大を心配する声があがっています。(1月24日)

このうちあわら市細呂木地区では、能登半島地震によって地盤の液状化が起き、地中に埋まっていた建物の基礎部分がむき出しとなり、応急危険度判定では「危険」と判定されました。度重なる余震に加えて、今回の大雪も建物にダメージを与えています。

渡辺康徳さん
「不安だったが今のところ影響なくて一安心。これ以上の被害は考えても仕方がない。これ以上何も起こらないといい。」

一方、福井市白方町の農業用ハウスでは、農家が倒壊の恐れがないか様子を見て回っていました。

南東雅範さん
「これ3つのハウスがみな傾いてしまった。もともとはまっすぐなのに」

この農家では地震による液状化の影響で、所有する14棟のハウスのうち10棟で傾いたり、鉄骨が折れたりする被害があったということで、降り続ける雪にさらに不安が募ります。

南東雅範さん
「ちょっと潰れるかもしれない。あんまり降ると。支柱がねじれたままで雪が降ると重みのかかり方が違うので。何百万円か費用がかかるだろう。」

JAによりますと、これまでに県内で大雪による農業用ハウスへの新たな被害は確認されていないということです。

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