学校給食に北海道産のホタテ登場 “処理水”問題で水産事業者支援 中国の輸入停止で行き場失う
中国が日本の水産物の輸入を停止しているのを受けて、水産業者を応援しようと、県内でも北海道産のホタテを使った給食が提供されています。(3月5日)
このうち、勝山市の鹿谷小学校では5日、ホタテ入りのクリームシチューが給食で提供されました。
北海道産のホタテを使った給食は、福島第一原発の処理水放出で中国が日本の水産物の輸入を禁止したことから、行き場を失ったホタテを消費し、水産業者を支援する国の事業です。
■男子児童
「うまいです!また食べてみたい」
■女子児童
「とてもおいしかったです。これからもお母さんにホタテが食べたいと言って、オッケーだったら(家でも)食べてみたい」
県学校給食会では、およそ2000キロの冷凍ホタテをクリームシチューやフライなどにして、6月までに県内150の小中学校と特別支援学校の合わせて3万2500人に提供します。