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梅農家が栽培したレモン 初収穫で出来は上々 若狭町の新たな特産品に 寒さに強い品種で挑戦

2023年12月8日 16:40
梅農家が栽培したレモン 初収穫で出来は上々 若狭町の新たな特産品に 寒さに強い品種で挑戦
初収穫で出来は上々=8日午前9時、若狭町田井

若狭町の梅農家が栽培に挑戦しているレモンが初めての収穫を迎えました。3年前から苗木を育ててきたもので、出来が良いことから本格的な栽培への手ごたえを感じています。(12月8日)


栽培しているのは収量が多く、寒さに強い「璃の香(りのか)」と呼ばれる品種で、実は大きく、ほのかな香りとまろやかな酸味が特徴です。

レモンは梅と収穫時期が異なるのに加えて、サルによる被害もなく、管理しやすいのがメリットだそうで、同町田井の梅農家小林直哉さんは他の果樹にも挑戦しようと、およそ100本のレモンの木を育てています。

■レモン栽培に挑戦している梅農家・小林直哉
「思ってた以上にたくさんなって驚いている。この寒い地でもレモンが育つってことが証明できたので、若狭町の特産の1つとしてできるように、私だけじゃなく栽培仲間も増やしていけたら」

レモンは年内に1,000個の収穫を見込んでいて、知人らに配る他、東京の寿司店にも出荷します。小林さんは販路開拓を続け、来年は2,000個の出荷を目指しています。

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