京都「葵祭」の行列を鯖江市産のフタバアオイが彩る ハート型の葉を児童が丁寧に摘み取り
鯖江のフタバアオイが葵祭を彩る
今月15日に行われる京都三大祭りのひとつ「葵祭」に奉納される、フタバアオイの摘み取りが8日鯖江市の立待小学校で行われ、ハート形の葉っぱが祭りの行列に彩りを添えます。
立待地区では、神社から株を譲り受けて以来、毎年大切にフタバアオイを育てていて2万株にまで増えました。
8日は環境委員の児童10人が15センチほどの大きさに育ったフタバアオイを丁寧に摘み取っていきました。
児童
「大きかったり破けていなかったりするものを採った。このフタバアオイを使って祭りをにぎやかしてほしい。」
フタバアオイは9日に京都の上賀茂神社に奉納され、15日に「葵祭」の行列に参加する人たちの胸元や冠飾りを彩ります。
ところでフタバアオイを守る立待地区のグループもメンバーの高齢化が進み、40人から8人まで減っているということです。