高齢者宅の屋根雪下ろし 企業や個人がサポート「安心して寝られる」 積雪およそ1メートル 勝山市の支援助成事業
先週からの大雪で各地で除雪作業が進む中、雪深い勝山市では市内の企業や個人が高齢者宅の屋根雪下ろしをサポートしています。
勝山市では11日、市街地でも住宅の屋根にはまだ1メートル近くの積雪が残っていました。特に高齢者にとっては重労働で危険も伴う屋根の雪下ろし。勝山市の小林あけみさん(73)は今回、雪下ろしの作業を市内の企業に依頼しました。
■小林あけみさん
「毎日不安だった、雪が」
市内の石材店のスタッフ3人が1時間半ほどかけて、屋根の雪を下ろしてくれました。
■担当者とのやりとり
「怖かったです。お待ちしてたんです。ありがとうございます」
「今日は安心して寝られる」
■道上石材工業 道上昌則社長
「困っている一人暮らしの高齢者の方多いので、こういった形で協力できれば、我々としても幸い」
勝山市では、4年前から市内の企業や個人を募って高齢者宅の雪下ろしをサポートする事業を始めていて、地域ぐるみで高齢者を支えています。