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「にしんずし」出荷最盛期 嶺南地域の郷土料理 正月の食卓彩る 敦賀市内の加工場は大忙し

2024年12月27日 12:51
「にしんずし」出荷最盛期 嶺南地域の郷土料理 正月の食卓彩る 敦賀市内の加工場は大忙し
たるから取り出しパックに詰める=26日午後2時ごろ、敦賀市

正月を前に、敦賀市内の加工場では、嶺南地域の郷土料理「にしんずし」づくりに大忙しです。

「にしんずし」は、身欠きニシンを米こうじなどと一緒に漬け込んでなれずしにしたもので、正月や祭りの日の料理として親しまれています。北前船で北海道から運ばれたニシンを使って作られたのが始まりで、敦賀市のとんとん工房では、地元産のコメや美浜町産の豆を使って作っています。

正月を前に出荷が最盛期を迎え、この工房ではこの1週間で、普段のおよそ5倍となる600パックを製造したということです。

■とんとん工房 坂本洌子代表
「昔を思い出して、とんとん工房のにしんずしを召し上がって下さい」

「にしんずし」は、嶺南地域の食品スーパーなどで買い求めることができます。

最終更新日:2024年12月27日 12:51
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