「指名競争入札の公平害した程度は大きい」石川町の官製談合事件で建設会社の男2人に有罪判決 福島県
福島県石川町発注の工事を巡る官製談合事件で、当時の町長に賄賂を贈った罪などに問われている被告2人に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
判決によりますと志賀建設の元役員の添田保雄被告(63)と、元顧問の関根徳夫被告(70)は、石川町の公共工事で、当時の町長から設計金額を聞き出して落札し、その見返りとして缶ビール36万円相当を贈りました。
判決公判で下山洋司裁判官は「指名競争入札の公平さを害した程度は大きいが、反省の態度を示している」として被告らに懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
最終更新日:2025年1月29日 19:01