福島県内の行方不明者は196人…県警が一斉捜索【福島県】
東日本大震災による行方不明者の一斉捜索が行われました。
県内では13年前の津波により、今も196人の行方が分かっていません。11日は、浪江町の請戸海岸で県警の警察官ら40人が砂浜を掘り起こすなどして一斉捜索を行いました。
■県警 災害対策課 齊藤優人巡査部長
「13年目という節目ではあるけど、またいつも通り真摯に、何か見つかればという思いで(捜索を)実施している。」「東北3県、福島に限らず、多くの人が帰ってくるのを待っていると思うので、何か一つでも見つけられるよう、頑張りたい」
午後2時46分には地震発生の時刻に合わせて、警察官らが海に向かって黙とうを捧げました。県警は今後も行方不明者の捜索を続けていくとしています。