「少子化が急速に進行…大変厳しい状況」合計特殊出生率 5年間の平均1.37【福島県】
1人の女性が生涯に産む、子どもの推計人数を示す合計特殊出生率について、5年間の県内の平均は「1.37」でした。
厚生労働省は、2022年までの5年間の市区町村別の合計特殊出生率を発表しました。
それによりますと、県内の自治体の平均は「1.37」で、全国平均の「1.33」を上回ったものの、前回調査から「0.19」ポイント減少しました。
市町村別では、大玉村の「1.49」が最も高く、国見町の「1.17」が最も低い結果となりました。
今回の調査結果を受けて、内堀知事は22日の会見で次のように述べました。
■内堀 雅雄 知事
「減少幅が大きいことから、本県における少子化が急速に進行しており、大変厳しい状況にあると受け止めております。」
その上で、内堀知事は「ライフステージに応じた切れ目のない支援を着実に進めていく」と述べました。