豊島区長「このような形となって残念」そごう・西武の労働組合がストライキ決行
百貨店「そごう・西武」の労働組合が31日、ストを決行したことを受けて西武池袋本店がある豊島区の高際区長は「結果的にこのような形となって、残念だ」などとコメントしました。
豊島区の高際みゆき区長は31日正午すぎ、西武池袋本店が労働組合のストライキで全館休業したことを受けて区役所で取材に応じました。
高際区長はストが決行されたことについて、「お互いが納得した形で、新しいスタートができればいいなと願っていたが、結果的にこのような形になって残念だ」とした上で、ストを決行した組合員について「どんな気持ちで今日を迎えたのかと思うと、本当に胸が痛い」と話しました。
また売却後、西武池袋本店の前面に家電量販店のヨドバシカメラが入る計画が与える地元経済への影響については、「今までの西武池袋本店を支持していた女性の客層が、新しい本店をどのくらい愛してくれるか。それによって経済の影響もあるのでは」との考えを示しました。
さらに客層が変化することで、区の街づくりへの影響については、「いろんな客層が増えて池袋の街が賑わうことを一番期待している」と今後の期待感を口にしました。