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“国会業務のあり方を変えてほしい” 現役官僚ら河野大臣に申し入れ

2023年8月1日 20:13
“国会業務のあり方を変えてほしい” 現役官僚ら河野大臣に申し入れ

長時間労働が問題になる中、現役の国家公務員らが国会に関連した業務のあり方を改善してほしいと国家公務員制度担当の河野大臣に申し入れました。

申し入れを行ったのは現役の国家公務員や元公務員、研究者らです。

申し入れでは長時間労働の背景のひとつとして、国会の日程が、与野党の攻防の中で直前まで決まらず、大臣の答弁や資料などを作るのが深夜や未明に及ぶとして、日程を早めに決めるよう提言しました。

また、国会議員と省庁とのやりとりは現在、FAXが主で、これをメールにすること、官僚が議員に法案などを説明する際、長時間順番待ちをする実態などがあるとして、オンラインの活用などで改善してほしいと提言しました。

また、国家公務員の長時間労働を背景に、退職者の増加や今年度、採用試験の応募者が過去最少となるなど人材不足が懸念されると指摘しました。