聴覚障害がある人も傍聴できる環境を 音声認識AIを活用して議場に字幕を表示 精度を確認 北九州市議会
北九州市議会で、聴覚障害がある人でも議会を傍聴できるようにするため、音声認識AIを活用した字幕表示のテスト運用が始まりました。
北九州市議会は5日開会し、武内市長が総額16億円あまりの補正予算案を提出しました。
5日から本会議でのテスト運用が始まったのが、AIによる音声認識を活用した字幕表示です。議場に設置された75インチの大型モニターに、発言内容がリアルタイムで表示されます。聴覚に障害がある人でも議会の傍聴ができる環境を整えようと、およそ180万円で整備されました。
12日から始まる一般質問でも運用され、9月議会で精度を確認した上で、12月議会での本格運用を目指します。